日本の経済繁栄を招いた要因の一つに「教育の成功」があげられます。戦後まもなく都会の学校でも離島の学校でも同じ教科書に基づいて同じ授業時間の教育を受けられるという均質な教育システムが全国に行き渡りました。義務教育レベルの高さは先進国間の中でもトップレベルであり、それが国民の勤勉性とあいまって労働の質を上げ、“made in Japan”は高品質の代名詞となりました。

 しかしバブル崩壊以後、仮面がはがれるかのように経済の実体は苦境を呈し、私たち国民のあいだに経済格差、貧困問題が生じてきました。東北震災で露呈した原発問題も含め、日本は今、かつてない重大な局面に立っています。その一つひとつの問題解決に真剣にエネルギーを注がなければ、日本の未来はないと考えざるを得ません。

 特に教育の分野では、不登校(登校拒否)やいじめ、自殺問題、経済格差と連関する学力格差問題に加え、つい最近は指導に名を借りた暴力的虐待の問題が浮上してきました。これらの問題の原因を根絶することは可能かどうか、あなたはどのように考えられますか。

 「多様な学び勉強会」はその解決法を参加者相互の意見交換を通して見つけ出していくためのものです。したがってこの勉強会には、いろいろな分野の方々に参加してほしいと思っています。

「多様な学び勉強会」の趣旨と目的

 20127月に「多様な学び保障法を実現する会」が誕生しました。事務局は東京のNPO法人フリースクール全国ネットワーク内にあり、全国各地のフリースクール運営者、独自の教育法を実践する学校運営者、子ども・子育てを支援する各種団体責任者、著名な教育学者などが共同代表となっています。この会は、現在の学校制度以外の「学びの場」を保障する法律を実現するために連帯していくことを目的としています。

 函館アカシヤ会では、これを機に、この道南地区においても同会との連帯を踏まえての活動を進めることにし、「多様な学びの場の創造」部会を立ち上げました。そしてこの部会をキャンパスにして、子ども達一人ひとりが近未来の市民社会の担い手となっていけるための教育はどうあるべきなのか、現在の私たち市民で勉強し、「多様な学び保障法」の内容にも生かしていきたいと考えます。

                 〔予定(決定分)〕

330日(土) 13:3015:30 第1回勉強会 (テーマ:いまなぜ多様な学びの場が必要か)

   会場:函館市総合福祉センター「あいよる」3F2会議室

525日(土) 13:3015:30 第2回勉強会 テーマ:第1回勉強会をうけて)

   会場:函館市総合福祉センター「あいよる」2F2会議室

629日(土) 15:1017:00 第3回勉強会 (テーマ:様々な教育問題から変革をともに考える)

 会場:函館市総合福祉センター「あいよる」4F会議室

(第3回勉強会は函館アカシヤ会20周年記念 奥地圭子さん講演会第2部として行います。)

奥地圭子さんは「多様な学び保障法を実現する会」の共同代表の一人です。

1回、第2回は資料代200円(アカシヤ会会員は会費から充当)です。

3回は講演会につき参加費500円(17歳以下無料)です。

勉強会参加申込みは特に必要ありません。お気軽にご参加ください。

主 催: 登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会

      「多様な学びの場の創造」部会   連絡等:高石(アカシヤ会運営委員)

        携帯090-1304-0586 メールsatsukieducation@yahoo.co.jp

多様な学び勉強会チラシ

 

・チラシのダウンロードはコチラから